佐野サービスエリアでストライキが起きた理由は不当解雇か

佐野サービスエリア

(画像引用 HUFFPOST )

東北道上り線にある佐野サービスエリアでは、とある異変が起きていました。

本来ならば、帰省客などでにぎわいごったがえしているはずのレストランなどが、まるで廃墟のようにがらんとしていて、電気も真っ暗になっています。

いったい何が起きたというのでしょうか?

佐野サービスエリアは従業員によるストライキを敢行

佐野サービスエリアストライキ

運営会社の従業員たちによる“ストライキ”で営業休止となったのが14日のことだったという。

現場には、ネクセリア東日本から運営を委託されている「ケイセイ・フーズ」の社長に対する従業員からの意見が書かれた貼紙がなされています。

そこには「社長の経営方針にはついていけません」「解雇された部長と支配人の復職と、経営陣の退陣を求めます」などと書かれていました。

ストライキの原因となった問題とは

ケイセイ・フーズの支払いに問題が

今回のストライキ事件の背景には、8月の初旬に起きた商品在庫切れ問題があるといいます。

ことの発端は、株式会社ケイセイ・フーズが倒産の危機にあるという情報が流れたことで、一部の業者が商品の納入を中止する事態が生じました。

その後、株式会社ケイセイ・フーズより、即金で支払うことを申し入れ、覚書を交わすことで商品の納入が再開されました。

社長による社員の不当解雇

ところが覚書にサインした社長が、内容の変更を求めて反発したうえに、資金繰りが厳しいという内情が明らかになりました。

そのことを糾弾した総務部長とサービスエリアの支配人が、なんと不当解雇されてしまったのです。

総務部長とサービスエリア支配人は、従業員から信頼を受けていたため、この不当解雇に反発してストライキの話へと発展しました。

総務部長による声

そして総務部長はFacebookに次のような書き込みをしています。

ストライキ

(画像引用 https://matome.naver.jp/odai/2156573327531701001/2156574406238692403 )

総務部長は、当初労働監督基準局に駆け込み戦う予定だったようですが、従業員たちからストライキを提案され、そのことを了承したことにより決行されました。

Twitterでは背景については多少デフォルメされていますが、こんなツイートも寄せられています。

ケイセイ・フーズの岸敏夫社長とはどのような人なのか

岸敏夫社長は、問題のあったケイセイフーズの社長として知られる人物で、ケイセイフーズがメインバンクからの新規融資凍結の処分中を聞きつけた納品業者が商品の納入を戸惑っていた際に、業者に向かって「業者ごときが調子に乗るな」と反発していたことでも知られる人物です。

(参照 BrandNews )

ワンマンな経営方針、強引な手法での営業をしていたことがうかがい知れます。解雇もパワハラによる不当解雇であることは、間違いないと感じます。

ライザップに通っていたことが

そんな岸敏夫社長ですが、ライザップに通い肉体改造をしていたことがあるようです。

(参照 ライザップ )

体重と糖尿病に悩む日々が、ライザップとの出会いとトレーニングにより、どのように変わったのかが語られています。

やる!と決めたらストイックにがんばる性格のようで、ART部門での2位というボディメイクでの成果をおさめています。

岸敏夫

もっとも、肉体改造をしている場合ではなく、自分の会社の経営体制を改造するほうが必要だった感じは否めませんが・・・。

渦中の社長が会見をする

騒動の最中、岸敏夫社長が一部のメディアの取材を受け会見を開きましたが、これについて従業員の間では、具体的な話し合いがきちんとなされていないにも関わらず、「社員の間には不平不満もなく営業再開に向けて準備が進んでいる」という発言があったことに不信感を隠せないようです。

社内のコミュニケーションに大きな問題が

今回の一連の騒動を見ていると、社内の経理と経営体制においてコミュニケーションの大きな問題があるように感じます。

資金繰りなどについて会社の経営幹部同士も正確な情報の共有や、どのように乗り切っていこうかという話し合いがなされていないのでしょう。

また、取引会社とのやり取りにおいても、もっと前から細かいやり取りをしてコミュニケーションをとっていれば、問題はもっと小さいうちに解決に向かっていたのではないかと思います。

まとめ

一番のかきいれ時である、お盆の帰省ラッシュの中起きた、今回のストライキ騒動の背景には、運営を委託されている会社の経営不振や不当解雇問題がありました。

3日経った現在も、円満に解決へと進んでいるとは言いがたい状況のようですが、早期解決して、サービスエリア利用客に充分なサービス提供がなされる日が早く来ることを願っています。